「芸人の中の芸人」とも評されるさらば青春の光。
独立芸人として活動しながらテレビでも人気を集め、
YouTubeや劇場ライブでは“ガチファン”を生む実力派コンビだ。
だがそんな2人にも、
かねてから囁かれてきた“火種”がある。
それが――
東ブクロのたび重なる女性トラブルと、
**森田の微妙な“態度”と“発言”**だ。
いわゆる“解散しない不仲コンビ”の代表格とも言われる2人。
本当に、関係はうまくいっているのか?
その裏側を、事実ベースで掘り下げる。
目次
東ブクロの“女癖”再燃 またしても火種に?
最初の騒動は2014年。
芸人仲間だった鬼ヶ島・野田の妻との不倫が報じられ、
当時コンビを解散寸前に追い込んだ事件は、今なお語り草だ。
その後も、2021年には一般女性との“二股妊娠トラブル”が報じられ、
テレビ出演は一時的に減少。
一方で東ブクロ本人は、ラジオやYouTubeであっけらかんと語る姿勢を見せ、
「反省してない」「またやらかすのでは?」といった声も上がっていた。
この一連の騒動により、
「森田が内心キレてるのでは?」という憶測が、
ネットでも現場でも広がった。
森田の沈黙と「俺じゃなくてあいつ」が意味すること
森田哲矢は普段、
冷静で計算された立ち振る舞いを見せる芸人だ。
だが、東ブクロのスキャンダルについて聞かれると、
時折見せる“棘のある言葉”がファンの間で話題になっている。
YouTubeやテレビ番組での発言例:
「オレが何もしてへんのに火の粉かぶる」
「ウチのコンビは、片方がめちゃくちゃ足引っ張る」
「俺じゃなくて、あいつ」
こうした発言が連発されるたび、
「本気でムカついてるのでは?」という空気が漂う。
特に東ブクロが女性スキャンダルを冗談めかして話す場面では、
森田の顔が一瞬だけ“笑っていない”ように見えることも。
この“言葉にはしないイラ立ち”が、
コンビ内の“見えない壁”を象徴していると捉えるファンも少なくない。
何度も解散危機を乗り越えてきた“奇妙な信頼関係”
さらば青春の光は、もともと松竹芸能から独立し、
自ら立ち上げた「ザ・森東」で活動を続けてきたコンビ。
東ブクロの問題行動を差し引いても、
森田が解散を選ばないのはなぜか。
その理由について、森田自身が
過去のインタビューでこう語っている。
「正直、何度も“やめたい”と思った。でも、あいつとしかできないことがある」
「相方が世間から嫌われてるって、武器になる瞬間もある」
つまり、2人の関係は単なる友情やビジネスでは語り切れない“運命共同体”。
信頼とは少し違う、
“腐れ縁”とも言える関係性が成立しているのだ。
テレビとYouTubeで見せる2人の“温度差”
さらば青春の光は、
地上波と配信で全く違う表情を見せる。
テレビでは、森田がひな壇やMCで華を持たせる役に徹し、
東ブクロはトークで爪痕を残すことは少なめ。
だがYouTubeチャンネル『さらば青春の光 Official Youtube Channel』では、
東ブクロのサイコパス気味な行動が前面に出ており、
ファンの間では“悪意のある笑い”が癖になると好評だ。
とはいえその一方で、
**森田がときおり見せる「ちょっと冷めた表情」**が映り込む瞬間もあり、
「またブクロが暴走してるな」といった“見守りモード”に入っていると感じる声もある。
テレビでは割り切って演じているように見える森田も、
YouTubeでは“素”が見える。
この“メディアごとの温度差”が、
ファンに余計な勘ぐりをさせる一因になっている。
「さらばはまだ終わらない」劇場ファンが語るリアルな評価
とはいえ、彼らの真価は劇場にある。
ルミネtheよしもとや単独ライブでは、
**どちらが欠けても成立しない“掛け合いの妙”**が光っている。
森田の巧みなツッコミと東ブクロの読めないボケ。
いわば“信頼があるからできる暴走”という空気が漂い、
ファンからはこうした声が上がる。
「確かに東ブクロは問題児。でも、彼がいなければ笑えない」
「テレビの彼らより、ライブでこそ“さらばの本気”が見られる」
「ギリギリの関係性が、逆にリアルで好き」
つまり、テレビ的には“扱いづらい”コンビかもしれないが、
ライブでは他に代えがたい存在感を持っているのだ。
まとめ
東ブクロのスキャンダル、
森田のイラ立ちともとれる態度。
さらば青春の光には、
常に“解散しそうな雰囲気”がつきまとう。
だが結局、2人は別れない。
それは、損得勘定でもなく、友情とも違う。
むしろ**「他の誰かとは組めない」と理解し合っている覚悟**に近い。
東ブクロの危うさと、森田の冷静さ。
矛盾しながら成立しているこの関係性こそ、
さらば青春の光というコンビの最大の魅力なのかもしれない。