女性お笑いカルテットぼる塾。
「猫塾(田辺智加・酒寄希望)」と「しんぼる(あんり・きりやはるか)」の2組で2019年に結成され、バラエティ番組やYouTubeで惜しみない人気を獲得。
だが、メンバー同士の距離感が変化したことで、ひそやかな“確執”が生まれていると言う声も――。
特に「4人揃ってない」と言われるあんりときりやはるかの関係性に注目が集まっています。今回は、その“静かな溝”を、事実をもとに読み解いていきます。
目次
ルームシェア→解消で噴出?田辺・はるか間に“火種”が
2023年、田辺智加ときりやはるかが行っていたルームシェアを解消。
その背景として、TV番組『ダウンタウンDX』で明かされたのは、
**「テレビ見てたら明らかに険悪時期だった」**という酒寄希望の証言でした。
実録では、田辺が無言になる場面や、きりやの毒舌が暴走し田辺を泣かせるなど、
**“家だからこそ溢れた本音”**が見え隠れしています。
ここから、“あんりときりや”の間にも波紋が生じていたと見る人も少なくありません。
あんりが感じた“三つ巴の不協和音”とは?
2023年11月、あんりはインタビューでこう語っています:
「自分たちは本当に心から仲が良いと思ってたけど…一人一人仕事が増えていって、自分の頑張りを優先しがちだった」
つまり、“あんり・きりや・田辺”の3人内で、
お互いを活かしきれない関係性が一時期できていたというのです。
これは散発的なケンカではなく、
「熱量とタイミングのズレ」が引き起こした心のすれ違いだったようです。
田辺ときりやの“無神経な言葉”で泣く事件も
2023年7月、YouTube企画での酒席中に起きた出来事。
あるスタッフの無神経なひと言をきっかけに、
田辺が涙…そこへきりやが軽いトーンで同じフレーズを繰り返し、
田辺が再び涙を流す場面がありました。
その後、あんりがきりやを叱咤する一幕もあり、
**「本気で怒れるほど傷ついている相手だった」**という事実が浮かび上がります。
あんりが守る対象であり、かけがえのない仲間だからこそ、
誰よりも感情が噴き出た瞬間だったと言えるでしょう。
“解散危機”にも似た、あんりの想いと支えられた過去
実は、あんりは「しんぼる」末期に**「芸人辞めたい」**と相談しており、
その時にきりやから「辞めないで」と支えられた経験がありました。
さらに、その後のトリオ結成の際には、
「芸人を辞める直前だった私をきりやが引き戻してくれた」と語るほど。
そうした経緯があるからこそ、
**あんりにとって、きりやは“友達以上でわだかまりを超える存在”**でもあります。
“あんり・きりやだけで閉じた関係性”の兆し?
YouTubeチャンネル「ぼる塾チャンネル」やSNSなどでは、
3人(あんり・きりや・田辺)が頻繁に登場する中で、
4人勢揃いの出演が少ない現実があります。
酒寄の育休や体調不良も影響していますが、
**“あんりときりやがペアとして映る回が多く、他メンバーが少し距離感を感じている”**という見方もあります。
それがまた、ネットでは「この2人だけで盛り上がっている気がする」という声につながっているのです。
まとめ
冒頭のタイトル通り、ぼる塾に生まれたのは「確執」ではなく、
むしろ**“本音と距離感の調整”が顕在化した静かな波紋**。
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ルームシェア解消による田辺・はるかの緊張感
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あんりが吐露する“努力と他者へのズレ”
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酒席で起きた涙事件
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芸人引退寸前の支え合い
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3人映えの現場構成
これらは、どれも**「仲が悪い」ではなく、仲が“リアル”になってきた証**。
キャラで笑い合うだけではなく、
彼女たちは互いを思い、ぶつかり、泣き、また笑う。
それが、ぼる塾の本当の魅力。
確執ではなく、**“本音を言える関係性”**なのだと受け取るべきでしょう。